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舌の異常 舌ガン 口の中に発生するガンは、癌腫(上皮由来の悪性腫瘍)が約90パーセント、肉腫などが約10パーセントです。ガンのできる位置によって「舌ガン」とか「歯肉ガン」などと呼ばれ、口の中では舌ガンが最も多く約半数を占めます。 舌ガンは舌の縁のところにモワッとしたデキモノができるのが特徴です。舌の表面の小さなボツボツなどはもとからあるもので心配いりませんが、逆に舌がツルツルになった場合には他の病気も考えられますので専門医に相談してください。 高齢化や食生活の変化などから口の中のガンは年々増加しています。また、口腔内にガンが見つかると消化器系にもできている場合があります。ガンは早期発見で完治することも多いので、気になったら早めに来院して検査することをおすすめします。 舌痛症(ぜっつうしょう) 舌に痛みがある場合の総称ですが、一般的には舌にデキモノなどができていないのに痛みがあるときに使います。発作性の電撃痛の場合は三叉神経痛(さんさしんけいつう)や舌咽神経痛(ぜついんしんけいつう)のことが多いので検査を受けてください。舌の先からふちにかけてピリピリと痛むものには原因不明のものが多く、神経性のものや知覚過敏によるものも多いようです。 とくに他の症状がない場合は、痛み止めなどで痛みを軽減するか、うがい薬や軟膏を塗ることで軽減されることもあります。歯ブラシや舌ブラシで舌のブラッシングやマッサージをすることで痛みが軽減することもありますから試してみてください。 舌小帯異常(ぜつしょうたいいじょう) 舌小帯が短い場合を舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)と言います。「アカンベェ」をしたときに舌の先が逆ハート形になり、舌を前に出せなくなります。そのために発音障害が出ることがありますが、手術で改善されます。 ラヌーラ 舌の付け根や顎の下がが腫れて舌が押されているようになるものを言います。舌下腺や顎下腺の障害により生じるもので、これも粘液嚢胞と同じで、つばの出る出口が閉鎖されたまってしまった状態です。 若年者や女性に多く、切除することで縮小しますが再発しやすいので注意が必要です。 黒毛舌(こくもうぜつ) 舌全体が焦げ茶色から黒っぽくなり痛みはありません。多くは抗生物質を長く服用した歳に口の中で菌交代現象というものがおきて黒っぽくなるものです。タバコやコーヒーなどの着色飲料によっても黒くなりますが、その場合は外来色素の調整を行ないます。 うがい薬や口腔内の消毒や洗浄によって軽減されることもあります。 地図状舌(ちずじょうぜつ) 舌の表面に地図を描いたような白い模様ができます。日によって変化し、痛みがある場合とない場合があります。原因は不明ですが、うがいや口腔内の消毒で2週間前後で治ります。 ハンター舌炎 舌表面がツルツルになり、また赤みをおびて痛みを伴うこともあります。悪性貧血によって起こるもので、ビタミンB12の注射や口腔内の消毒を行ないます。舌がツルツルになっていると思ったら早めに医師の診断を受けてください。 プランマービンソン症候群やシェーグレン症候群などでツルツルになることもあります。 シェーグレン症候群 舌の表面がツルツルになり、目や口が乾いたり、耳の下のあたりが腫れぼったくなったり、関節リュウマチがでたりします。唾液や涙などの必要な分泌液が出にくくなる疾患です。耳下腺造影というX線写真を撮ったり血液検査をして診断しますがより正確に調べるためには唾液腺機能検査を受けることもあります。 いずれにしてもこのような症状のときは早めに診察を受けてください。 乳頭腫(にゅうとうしゅ) 舌や歯肉などにできる良性の腫瘍です。粘膜や皮膚の表面にできるもので悪性にはなりにくいのですが、大きくなって機能障害を起こすものや審美的に良くないものは治療が必要になります。小さいものは経過観察します。このほか、線維腫、血管腫、リンパ管腫、神経腫、骨腫、線種、筋腫など、腫瘍は口腔内のいろいろなところにみられます。 口内炎(こうないえん) 口腔粘膜にできる炎症を総称して言います。舌の先にポツッとできて痛みを伴うことが多いので、鏡を見なくても気付くことがあります。頬の粘膜や唇にもできます。 ビタミン不足や、ストレスや疲れがたまってできるとも言われています。義歯が粘膜を刺激してできる場合もあり、義歯性口内炎と言います。 口内炎には通常、ステロイド軟膏を塗ると治ります。
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